中学校数学「PISA型」学力に挑戦! B問題対策と「学力向上」
昨年ご好評をいただいた小学校版B問題対策に続いて、待望の中学校版がついに登場。中学校3年生を対象に実施される全国学力・学習状況調査の「B問題」の背景やねらいなどを解説するとともに、応用力・活用力を向上させる授業改善案(指導案)を紹介。さらに「B問題」の実例集を紹介。
(問題部分は複写可)
著者名:乾 東雄 / 上田喜彦 / 城田直彦 / 荊木 聡
本体価格:1,680円(税抜)
発行年月日:2015年11月25日
判型/ページ数:B5判 / 128ページ
中学校数学科の先生方へ
- この1冊で「考える力」と「活用力」をつけよう!
- 中学校3年生を対象に実施される全国学力・学習状況調査の「B問題」の背景やねらい等を解説
- 応用力・活用力を向上させる授業改善案(指導案)を紹介
- 授業にも役立つ問題部分は複写可!
目次
はじめに
第1部 解説編
1章 学力問題と全国学力・学習状況調査の枠組みの背景
2章 PISAの概要とPISA型学力
3章 全国学力・学習状況調査のねらいと考え方
4章 B問題の分析と対策
5章 B問題例を使った学習指導案
第2部 問題編
問題目次 ―本書の問題と過去のB問題の分類―
- 長距離大会(グラフを読み取ろう)
- ばらばらの新聞紙(ページの並びのきまりを見つけよう)
- 日時計をつくる(時刻を影でつかもう)
- しきつめ模様(合同な図形でしきつめよう)
- 通学(グラフを読み取ろう)
- 地球温暖化(グラフを比べて調べよう)
- 浮かぶ木片(水の増え方を調べよう)
- 絵画展覧会(条件を読み取ろう)
- ハノイの塔(ゲームのしくみを見つけよう)
- カレンダー(数の並びの決まりを見つけよう)
- 皿の破片(作図を活用しよう)
- 球と立方体の体積(体積の関係を調べよう)
- 学校へ向かう妹と姉(グラフを読み取ろう)
- うちわの印刷(グラフを活用しよう)
- 直角二等辺三角形を折る(変化する数量を見つけよう)
- はじめて使う単位(単位の関係をつかもう)
- 連立方程式の解き方(説明をふり返って考えよう)
- 2つおきに並ぶ3つの整数の和(反例をあげて説明しよう)
- 5の倍数の和(仮定の条件を変えてみよう)
- 偶数どうしの積(説明をふり返って考えよう)
- 対角線への垂線(証明を見直そう)
- 角の二等分線(条件を変えて調べよう)
- 正方形と対角線の垂線(証明をふり返ろう)
- 立方体の切り口(証明を見直そう)
- 鉛筆立てをつくる(問題解決の計画を立てよう)
- 薬師算(和算の考え方を知ろう)社会情勢と教育の方向性
解答例
第1部 解説編 B問題例を使った学習指導案
第2部 問題編
著者プロフィール
- 乾 東雄 大阪教育大学講師、上宮高校非常勤講師
- 上田 喜彦 天理大学人間学部教授
- 城田 直彦 桐蔭横浜大学准教授
- 荊木 聡 大阪教育大学附属天王寺中学校教諭